グループウェア・システム論

グループウェアの例-2

特殊装置を用いたリアルタイム会議

  • 特殊装置を用いることで,よりよいインタフェイスを構築。
  • 高価で製品になりにくい。

VideoDraw?VideoWhiteboard?

  • Xerox社のPARC
  • VideoDraw?
    • 作業台がディスプレイ
    • 遠隔作業者の作業台を上からカメラで撮影したものを,下から投影。
    • 図を指差して伝えることも可能。
  • VideoWhiteboard?
    • 黒板型にし,立って複数人で使えるようにした。

Clearboard

  • NTT
  • 相手の顔が作業スペースに映り込む。
  • 対話の際と作業の際にで目線を動かす必要がない。
  • 相手の顔が影ではなく実像で投射される。

ミーティングシアタ

  • NEC
  • 分散した3者によるアイコンタクトを実現。
  • 相手画像が小さい。
  • HDTVを利用して等身大の画像を提供。
  • 画像品質が向上すると,視線の不一致はより不自然な印象を与える。

MAJIC

  • 慶応義塾大
  • 画像は等身大。
  • Bの映像はAの背後からAの右前方にプロジェクタによって表示。
  • AがBの方を見るとカメラを注視したものになる。

超鏡(HyperMirror?)

  • 産業技術総合研究所
  • 自己像も画面の中に入れて,相手と同じ空間に存在する感じを演出する。
  • ものを指差すことにより相手に指示できる。
  • 事例1
  • 事例2

形のあるインタフェイス

  • MIT*1メディアラボ
  • Tangible User Interface(TUI)
  • 実体のあるもの,触れるものをコンピュータで処理。
  • 感触を伝えるInTouch?
  • ものの配置を共同で決められるPSyBench?*2
    • 1人がブロックを移動させるとそれを検知し,別の場所で対応するブロックを自動的に移動。

インフォーマルコミュニケーションとアウェアネス支援

  • informal communication
    • 立ち話等の日常会話や,自席で随時行なう打ち合わせやディスカッション。
    • 本質的に重要な話題が交わされることも多い。
    • 「いつでも,どこでも」会話が始められる必要がある。

CRUISER

  • Bellcore*3
  • social browsing
    • 話し相手を探す行動
  • コール方式
    • Cruise
      • ユーザからユーザへの接続要求。
    • Autocruise
      • システムがランダムに2人を選んで接続。
    • Glance
      • 1秒だけ相手の様子を見る。
  • 長い時間の議論はあまり行われなかった。
    • 資料参照機能がない。

Portholes

  • 多地点の静止画を数秒毎に送る。

VideoWindow?

  • 大型超ワイドスクリーンに分散拠点のビデオ映像を24時間映し続け,また音声も流し続ける。
  • 従来のコミュニケーションの模倣ではだめで,コンピュータ援用の利点を活かして従来にはない機能を提供して行くことが大事。

アウェアネス支援

  • アウェアネス*4とは
    • 遠隔拠点にいる他人の様子を知ること。
    • リアルタイム型グループウェアの場合
      • 相手の様子を非言語的(non-verbal)な情報として知る。
    • 非リアルタイム型グループウェアの場合
      • 協調作業者の現在の作業状況,作業履歴,共有オブジェクトの変更履歴等。
  • 視線のアウェアネス*5
    • 相手が何を見ているか,どこを見ているかを感じ取るのに必要な情報が遠隔でも提供されている。
    • eye contact(視線一致)は重要。
  • アウェアネス支援の課題
    • アウェアネス情報を送信すればするほどプライバシーが保護されない。
    • アウェアネス情報を受信すればするほど自分の仕事の邪魔になる。
    • コスト対パフォーマンスの問題もある。
  • 問題の解決例
    • 合成団体写真*6
      • Hudsonら
      • 関連性の高い人物ほど前に配置。
      • 欠席者は省略。
    • shadow-view
      • Hudsonら
      • 動きのある人物等の影が表示される。
    • live-shadow
      • Zhaoら
      • 動いているオブジェクトを粗く表示。
    • mosaic
      • 背景を粗く,動いているものを細かく表示。

仮想空間のアウェアネスモデル

  • アバタ*7間の距離を考慮。
  • aura
    • アバタ周辺にできる空間
  • nimbus
    • 気配のようなもの
      • AがBのnimbusに入るほど,AはBから多くのアウェアネス情報を得る。
  • focus
    • 視野のようなもの
      • AがBのfocusに入るほど,BはAから多くのアウェアネス情報を得る。
  • adapter
    • aura,nimbus,focusを変化させるもの。
  • MASSIVE
    • 協調仮想環境(CVE*8)
    • メディア
      • グラフィックス
      • 音声
      • テキスト

Valentine

  • 慶応義塾大
  • 他人の出退勤や周辺視ビューの提供。

メディアスペース*9

  • ビデオ,オーディオ,コンピュータを統合して利用し,時間的空間的に分散した人々が共同で作業できるようにするシステム。

*1 Massachusetts Institute of Technology
*2 Physically Synchronized Bench
*3 Bell Communications Research
*4 awareness
*5 gaze awareness
*6 synthetic group photo
*7 avatar
*8 Collaborative Virtual Environment
*9 media space

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Last-modified: 2006-10-05 (木) 11:45:00 (4794d)