グループウェア・システム論

グループウェアの例-5

秘書型のエージェントを利用したシステム

秘書型エージェントとは

  • エージェント
    • スケジュールの交渉や依頼交渉等をユーザの代理となって行ってくれる。
  • ネットワーク上のある場所に常駐。
  • 必要な機能
    • インタラクション能力
    • 自律的判断能力
    • 学習能力
  • 調整型エージェント
    • エージェントの仲立ちをするエージェント
  • 実用に際して必要なこと
    • 充分に信頼がおける。
    • 予測し得ない意外な行動をしない。
    • 常にオーナの制御下にある。

botシステム

  • AT&T
  • ユーザボット(userbot)
    • 秘書型エージェント
    • 入出力インタフェイスを提供する。
  • タスクボット(taskbot)
    • 調整型エージェント
    • 訪問者の訪問時間調整を行う。

CAP II

  • Siemens
  • 秘書型エージェントが時間調整のタスクを司るので,調整のための独立したエージェントは存在しない。
  • RAP
    • 会議室予約エージェント
    • 予約申込から完了までのプロセスを状態遷移図で管理。
      • ユーザとの会話を経て,キーフレーズを学習し,状態遷移に対応付ける。

INA/LI*1

  • NEC
  • 複数の秘書型エージェントをグループ化
    • 追加
    • 既存ツールをエージェント化

コミュニティコンピューティング*2

コミュニティコンピューティングとは

  • コンピュータネットワークを利用して社会的インタラクション*3を支援する方法論,メカニズム,ツール等を創り出す研究分野。
  • 不特定多数のユーザを対象。
  • 共通目標を持つことを想定していない。
  • 機能
    • 互いに知り合うことを支援
    • 嗜好や知識に関する情報を共有
    • コンセンサスの形成を支援
    • 日常生活を支援
    • 社会的なイベントを支援

MUD

  • XeroxのPARC
  • 共有空間にいる複数のユーザが他のユーザに話しかけたり,オブジェクトを見つけたり,それに対して操作したりすることができる。
  • 目標が存在しない。
  • ユーザが拡張していける。
  • 複数のユーザが入ることができ,リアルタイムでコミュニケーションすることができる。

Referral Web

  • AT&T
  • 人間同士の関係を分析し,データベース化。
  • 人間関係の情報を他の検索と組み合わせ利用することができる。

Yenta

  • MIT
  • 興味の似た仲間を探索する手順
    1. エージェントは,ユーザのメールやファイル等を解析し,同一のキーワードを持つ粒*4にまとめる。
    2. 別の人のエージェントと交信し,似た粒を持っていれば同じ興味を持っていると判定する。
    3. 交信相手が知っている興味の似た第三者や,交信相手の過去の交信履歴を参照し,より有望な次の交信相手を見つける。
  • 興味がよりよく一致する相手を見つけ出し,グループ化していく。

FreeWalk?

  • 京大
  • 仮想世界を移動しながら会話のコミュニティを形成する。
  • 話題を提供するヘルパーエージェント*5も導入。

ディジタルシティ*6

  • 実在する特定の都市に関係する人々をユーザとして想定し,都市の情報を集めてサービス展開を行っているもの。

*1 INtelligent Agent/LIte
*2 community computing
*3 social interaction
*4 granule
*5 helper agent
*6 digital cities

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Last-modified: 2006-10-25 (水) 05:30:20 (4713d)