情報ネットワーク論

物理層とデータ伝送

伝送技術

  • 伝送媒体として通信回線を使用
  • 相手が直接見えない
  • 瞬時に伝送できる

直列伝送と並列伝送

  • 直列(シリアル)伝送
    • 1本の伝送路で1ビットずつ伝送
  • 並列(パラレル)伝送
    • 伝送単位となるビット数分の伝送路が必要

同期方式

  • 非同期方式
    • 調歩同期方式
      • 1文字毎にスタートビットとストップビットを付加
      • 単純
      • 低速
  • 同期式
    • SYN同期(キャラクタ同期)方式
      • ブロック毎に同期用符号(2つ以上のSYN)を付加
      • 高速文字伝送が可能
    • フレーム同期(フラグ同期)方式
      • フレーム(フラグパターンで囲まれたもの)毎に同期
      • 透過的な高速データ伝送が可能

誤り制御

  • 誤り検出
    • パリティチェック方式
      • ビット列毎に'1'の状態のビット数が奇数または偶数になるようにパリティビットを付加
      • 奇数パリティ/偶数パリティ
      • 垂直パリティ/水平パリティ
      • 1ビットの誤りは検出可能
    • 群係数チェック方式
      • ビットを加算した結果をBCS*1(ブロック・チェック・シーケンス)として付加
    • CRC*2方式
      • ビット列を多項式に見立て,モジュロという特殊な演算により算出された剰余をチェックデータとして付加
      • 検出精度が高い
      • 高速
      • ハードウェア回路が簡単
  • 誤り訂正
    • ハミング符号方式
      • ハミング符号を付加することにより,受信側で誤りの検出だけでなく訂正も可能にする
  • 演習
    • ISBN-13
      • モジュラス10 ウェイト3・1
      1. チェックデジットを除いた一番左側の桁から順に1,3,1,3,…を掛けてそれらの和を求める。
      2. 和を10で割って出た余りを10から引く。(余りが0の場合は0とする)

伝送方式

  • ベースバンド伝送方式
    • ディジタル符号をそのまま伝送
    • LANのような短距離伝送向き
  • ブロードバンド*3伝送方式
    • 普及している伝送媒体を利用するため,それに適した信号に変換して伝送
    • MODEM(変復調装置)が必要

変調方式

  • 振幅変調方式
    • 振幅に対応させる
    • 特徴
      • 回路が簡単
      • 安価
      • 帯域の有効利用
      • 雑音に弱い
  • 周波数変調方式
    • 周波数に対応させる
    • 特徴
      • 雑音に強い
      • 帯域幅が広い
  • 位相変調方式
    • 位相に対応させる
    • 種類
      • 2相式
      • 4相式
      • 8相式

伝送速度

  • データ信号速度
    • bps
  • データ転送速度
    • 単位時間当たりのデータ転送量
  • 変調速度
    • baud

回線利用率

  • 実際に回線を利用してデータを伝送している割合

*1 Block Check Sequence
*2 Cyclic Redundancy Check
*3 高速インターネット接続を意味するブロードバンド接続とは意味が異なる

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Last-modified: 2008-05-27 (火) 09:29:13 (4215d)